萬福寺
■Webサイト
http://www.obakusan.or.jp/
日本三禅宗の一つ黄檗宗の大本山で、日本に「いんげん豆」をもたらした渡来僧隠元[いんげん]禅師が江戸時代初期に開いた。明朝時代の中国建築様式を取り入れた建物や、お経に節をつけて読む梵唄に儀式作法など、随所に中国風を伝える。鉄木とも呼ばれる硬いチーク材を用いた大雄宝殿(本堂)は、現存する木造建築の中でも世界に類を見ないもの。創建当初の姿をよく残し、数少ない伽藍建築群として重要文化財に指定される、境内では隠元が伝えた中国風の精進料理「普茶」(3240円~)が食せるほか、坐禅(1000円)や写経(2000円)の体験も可能。
【初詣情報】
参拝時間は12月31日20時30分~1月1日1時30分。境内参道には行灯が並べられ、除夜の鐘つきに、年越しそば販売、甘酒の振舞いが行われる。新年最初の行事である大般若経六百巻転読法要では多勢の人が本堂に訪れ、一年の厄除けと招福を祈願して賑わう。
萬福寺
ご利益 諸縁吉祥、金運来福、開運招福、無病息災
祭神 布袋尊(都七福神)
初詣行事
●大般若経六百巻転読法要/2015年1月1日0~1時/600巻ある経本を転読して、一年の厄除けと招福を祈願する
●除夜の鐘撞き/2014年12月31日受付開始23時、鐘つき開始23時45分/108の煩悩を打ち払い新年を清らかな気持ちで迎えるための行事で6人一つきで行う