熊野速玉大社
本宮、那智とともに熊野三山の一つ。景行天皇の時代に社殿を造営したと伝えられ、主神は速玉大神と夫須美大神。現在の社殿は、昭和になって再建された。速玉大神を祭る速玉宮の社殿は切妻正面に庇を付けた独特の熊野造で、前に礼殿が立つ。参道には、平重盛が植えたといわれる樹齢1000年のナギの巨木(天然記念物)がある。境内にはほかにもナギの木があり、その種を使ったナギ人形1500円は縁結びや夫婦円満にご利益があるといわれている。毎年10月15・16日に例大祭があり、熊野川で行われる御船祭りは、各地区の早船が首位を競う勇壮な祭りだ。
【初詣情報】
1月1日0時太鼓の音とともに神門が開かれる。
熊野速玉大社
ご利益 夫婦円満、身体健勝、縁結び、商売繁盛、家内安全
祭神 熊野速玉大神
初詣行事
●歳旦祭/2015年1月1日6時~