日本の農業界では農業技術の取得や生産管理を中心に様々な業務がありますが、今回のセミナーでは経理事務の業務に通じる「節税」をピックアップしてお伝えいたします。

農業における税金（節税）と経営移譲の注意点
農業経営の大規模化が各所で注目される昨今ですが、日本における農業は個人経営や小規模経営の方がまだ多く、新しい農業技術の習得や生産管理に注力しているため事務・経理などに多くの時間を割くことができない方が多数いらっしゃいます。

その為、税金などの知識不足から充分な節税ができずに、経営の為の資金損失が生じてしまっている場合も多い現状があります。当講座では、多数の個人経営の農家さんに役立つ節税の知識をお伝えいたします。

◆講座内容
・適正な専従者給与の支給について
（適正な支給が経営にプラスになる理由をお話しいたします）
・青色申告での節税について
（基本的な特典の活用や特例による税額控除・特別償却などを学びます）
・農業経営基盤強化準備金について
（仕組みと活用時の注意点を説明いたします）

その他、社会保険の支払方法や、小規模共済企業共済を活用した節税などをご紹介いたします。

◆講師
株式会社オーレンス総合経営　農業経営アドバイザー　川本　晃　氏
＜プロフィール＞
昭和42年北海道野付郡別海町生まれ。大学卒業後オーレンスグループに入社。
根室管内では酪農、十勝管内では水稲・畑作・畜産など、北海道中の農業経営者を幅広くサポートしている。
その知見を活かし、最近では全国の自治体やJA様での講演も多数行っている。
税務・会計のみならず、事業承継、法人化、雇用管理など講演内容も多岐に渡る。